プルシアンブルー=紺青
別名、広重ブルー、北斎ブルー、ジャパンブルーなどとも呼ばれる。
(Wikipedeiaより)
サントリー美術館で開催中の「北斎展」にて、
プルシアンブルーが広めた世界、
プルシアンブルーが彩る世界に触れてきました。
解説によると、1747年から日本に輸入されたプルシアンブルーという
鉄を主成分にした合成顔料が、少量でも鮮やかな青を表現することができ、
1829年頃から浮世絵版画にも使われて大流行したのだそうです。
「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」
英語名では“The Great Wave”と呼ばれ、世界的にも最も有名なこの作品、
人気が高くて「長年にわたりくりかえし摺られおそらく8000枚ぐらい摺られた」とかで、「江戸の人々は誰でも、蕎麦2杯分よりやや高い程度の値段で本作を手に入れることができた」と解説文にあったのにはびっくりでした!
既に江戸時代に大量生産されていたんですね。
ちなみに、ネット情報によりますと、
「北斎によってプルシアンブルーが全国に広まった、というのは俗説で、
実際には大量輸入による値段下落をきっかけに流行となった紺青の絵具を、歌川広重ら当時の多数の絵師が使用し、北斎もまたこれを利用したうちの一人に過ぎない」というような説もあります。
いずれにしろ、「プルシアンブルー」の登場が後世に残る浮世絵の作品群が生まれるきっかけになったことにはまちがいないようですね。
「プルシアンブルー」は搭載していませんが、
カラーシミュレーションアプリ【カラーエクスプレス】では、
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メーカー様の塗料色(類似色)パレットをご用意いたしております。
Ø 標準搭載パレット
・日塗工塗料用標準色(K~E版)
・日本ペイント(ND色/ハナコレ/ROOMBLOOM
Matte ほか)
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・日進産業(ガイナ) (敬称略)
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