2011.9.28
「トリミングとはコンピュータ上での写真の画像処理において、
画面の一部だけを切り出す加工を指すこと」と
Wikipediaにもありますが、
もともと「トリミング」や「トリム」とは
「切り込む」「一部を切り除く」という意味で
その中には「整える」というニュアンスも含んでいるみたいです。
植木屋さんが梯子の上で鋏を持って、
ちょんちょんと植木の形をまあるくきれいに切りそろえているイメージ。
最近注目されている人気職業には、
犬などペットの毛を刈りそろえる「トリマー」
いわゆるペットの美容師さん=トリマーも
犬の毛のムダな部分をチョキンチョキンと切ってスタイリングします。
そう。
トリミングのポイント=不要な部分を切り取って整える、ということ。
カラーシミュレーションする場合に使用する建物画像、
デジカメやケータイで撮影すると、
必ず何かしら「不要な部分」が入ってしまいがちです。
施主様のお宅では、撮影時も普通に生活していらっしゃる訳ですから、
建物の前には自転車、場合によってはどーんと自動車が停めてあったり、
2階のバルコニーには洗濯物が干してあったり、
日除けのすだれがかかっていたり・・日常の生活感満載。
それ以外にも
首都圏などでは、建物が密集しているため、
建物上部に、電線が何本も弧を描いてぶら下がっていたり、
また、スペースがとれずに道を隔てて建物画像を撮影する場合など、
建物前にガードレールなども写りこんでしまいます。
幸運にも、もし、障害物が全くない場合も、
施主様が「塗り直したい」と思われるくらいですから、
建物の外壁にはシミや汚れ、亀裂などがあることでしょう。
【カラーエクスプレス】では
そのような汚れなども含めた「不要部分」を除去して
きれいな建物画像でカラーシミュレーションできるように準備する=整えるための
画像処理作業をまとめて
「トリミング」
と呼んでいます。
トリミングのツールは4種類。
■ 消去ツール
■ コピーペーストツール
■ スタンプツール
■ 置換ツール
「不要部分」の形状や背景に応じて、使い分けたり、合わせ技で使ったり・・
【カラーエクスプレス】のトリミングツールは
不要部分=邪魔者を消してくれる心強い4人の戦士なのです。