2011年10月12日

置換ツール

2011.10.12

トリミング部隊、最強(?)の最終兵器は「置換ツール」。

背景に柄があると消去した跡がきれいにできず、
トリミングが大変なのですが、そんな時こそ置換ツールにおまかせ!

たとえば、この画像のようにテクスチャ柄のある壁面に写っている右側の草を除去したい場合などに抜群のパワーを発揮します。

置換20111012before切り取り

しくみも、
今までご紹介した消去ツールやコピーペーストツールなどとは全く違います。

まず、最初に邪魔者を包囲!
不要な部分=消去したい部分のまわりを多角形ツールを使用してとり囲みます。

ハサミで何かを切り取る際に、最初に大まかに、まわりの形を切り取りますよね?そんな感じにざっくりと指定して、紫のラインで囲みます。

(先に不要部分のターゲットを指定するので、作業手順としてもわかりやすく
個人的にも気に入っています。)

次に「置換」をクリックすると、カーソルのポインタが十字に変わり、
なんとその十字カーソル部分が即コピーされて、
先ほど指定した多角形部分にペーストされるのです。

・・と言っても伝わりづらいですよね。

指定された部分が窓のようにぽっかり穴があいたようになって空洞化されて、
そこに十字カーソル部分の画像部分がそのまま後ろから埋め込まれる、というイメージです。

だから、
カーソルを青空に動かして、
建物の中にポッカリと青空、なんていう
シュールレアリズムの巨匠ルネ・マグリット並みのアート画像も作成可能です。

しかも、十字カーソルを動かすと、
それに連動してはめ込まれた画像も自由自在に動くので、
穴のまわりの柄に合わせてスルスルと十字カーソルを移動して微調整、
周辺部と柄がぴったりと合ったところでクリックしてペースト、と
自分の目で見ながらゆっくりと時間をかけて思うように合わせられるので、
満足の行く結果が得られます!

この画像ですと
壁面の上のあたりに十字カーソルを合わせて、そこをペーストして
柄合わせをしました。

置換20111012after切り取り

右側の草が跡形もなくなくなりました。
まさに、イルージョン!

このように置換ツールはデモでも一番ご好評をいただいているインパクト抜群
【カラーエクスプレス】が誇る「Mr.トリミング」、THEマジシャンです!!

(・・なのに、数学用語?の「置換ツール」というネーミングがイマイチ、音的に残念・・。こんなに頑張っているのにchikanよばわりされてしまうかわいそうなヤツなんです。何か、「置換」に代わるよいネーミングはないものでしょうかねぇ・・?)





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