昨夜放映の「奇跡体験アンビリーバボー」ご覧になりましたか?
生まれつき脳に障害を持つアメリカ人男性が29歳で失明、絵を描くことが好きで、手の感触だけで対象の形を認識して、正確にそれを画用紙に再現、絵を描き続けている、というドキュメンタリー。
描かれた絵は半端じゃなく上手な腕前。

描く対象を数分間手で触って、失明するまでに覚えていた色や物のイメージをもとにイメージを構築して、それをそのまま絵に描きます。そこまではなんとなく理解できるのですが、すごいのは色もきちんと再現していること!
見えていない証拠に、あらゆる光を遮断した真っ暗な中で描く実験も。
スタッフに渡された花を、すぐにそのまま再現。

知らない物、初めての物でも、初対面の人でも同じように描けるとのことで、
初対面の日本人スタッフもその場で触って、見事に描き上げました。

ホントにそっくり!
彼は、まず糊で画面に凹凸をつけて描いて、それに彩色していくのですが、
何よりすごいのが、
触れるだけでその色が何色かさえもわかってしまう「超人的能力」!!

色の認識についても実験していました。

実験に使った絵の具 (この他グレーと紫も)

指で触るだけで識別
絵具の粘性やサラサラ感や水っぽさなどの触感でどの色も次から次に当ててしまう凄さ!
しかも、スタッフが意地悪して、白と黒を混ぜたグレーや、触感が似ている(と彼が言っていた)青と赤を混ぜて紫を提示したところ、「白の方が分量が多くて、とても白っぽいグレー」というように色の配合の割合までも当てていました。
神業!神の手!

学者の先生が
「人は何かの機能、たとえば視覚など、を失うと、代償として、他の機能がおそろしく発達して補う「代償機能」の能力があるから」という説明をしていましたが、それにしても「アンビリーバボー」な「奇跡的」超人的能力!
去年のクリスマスに
交通事故で1か月半意識不明になった末、回復後もリハビリを続けて高次機能障がいの後遺症を克服、画家として活躍しているすばらしい若者の水上卓哉さんの絵のご紹介をしましたが、
(←2011.12.24. 「心に響くマリア像」)

今回も
色も何も見えない盲目にもかかわらず、触っただけで色を認識してすばらしい絵を描く超人的能力を授けられた男性の姿に、月並みな表現ですが、「人間ってすごい!」とあらためて、実感させられました。
塗装の世界。
塗料を触っただけで
「あ、これは▽△社の#〇〇番のアイボリーです」ていうのは無理ですよね。
見ないで色を当てるどころか、
見ていても、微妙に違う色調の膨大な数の見本帳の色と色番号を覚えるだけでも大変ですよね。
(よく使用する数色については、きっと覚えていらっしゃると思いますが。)
塗料を見ただけで、その番号を当てるのは、人間にとってはむずかしいですが、
カラーシミュレーションシステム【カラーエクスプレス】のカラーサーチ機能を使えば、
写真画像の中の色が、塗料色の何番色に最も近いか、すぐに検索することは可能なんですよ!
ぜひ、お試しください!

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