2012年10月27日

さすが、グッドデザイン賞!

10.27.

初、赤坂ACTシアター。

お隣のBLITZには何度かライブに行ったことがありますが、
こちらは、遠くから(=下から。なんせ赤坂サカスの坂の上なので)見上げるだけで、2008年落成後、まだ行ったことがなく、
2009年にグッドデザイン賞も受賞していて、期待大。

黒のサッシがアクセントのガラスのファサード。
全体的にシンプルで、無駄な装飾を排除、四角、台形などの「面」を基調としたインパクトあるデザイン。

坂を上ってエントランスに向かうお客さんと、館内で劇場に向かって降りる階段がガラス1枚で隔たれていて、外から中が見えるので気持ちが高揚するだけでなく、待ち合わせする人々にもやさしい設計。

DSC_1335
劇場へと続く階段には華やかにのぼりが立ち並び・・


劇場内は真っ赤な客席で、ものすごくオシャレ!
(残念ながら、開演前後も劇場内は撮影禁止でした。)

ゆるやかに傾斜した座席の設計のおかげで、前の人の頭も全く気にならず、舞台がよく観えて、
音響も空調もよく、とても快適で、3階席まで満席の「満員御礼」の状態でも不快感や圧迫感を感じませんでした。

さすが、グッドデザイン賞!


中でも一番惹かれたのは、
ものすごく動線が計算された一方通行の設計のWC。

手前が出口で、入口は奥、と分かれています。
DSC_1331


イラストかと思ったら、ピクトグラム的平面図。
なんとなく、人の立ち姿(横向き)を連想させますね。
DSC_1328
並んでいる間に全体のイメージがつかめます。


中に入ると、どこが空室か、一目でわかるスッキリとしたデザイン。
DSC_1329


よく見ると・・
DSC_1330
ドアから飛び出した感じで、ドアの右上に付けられている「Vacant 空室」の看板。

ドアが閉じている=「使用中」の時は壁面と一体化しているので、横からは見えず、
逆に、ドアが開いた状態だと、ドアと一緒に看板が90度手前に回転して、
「Vacant 空室」の文字が並んでいる人からよく見える、という
工夫をこらした設計!

ほんのちょっとしたアイデアなのに、ものすごく便利で「使える」工夫。

某テーマパークなどのように、たくさんのドアがずらーっと並んでいるWCだと、行列の側から見て、いったいどこが空室かわからないことが多々。
駅やサービスエリアなどには、空室でもドアが閉まった状態で、簡易錠の、青=空室、赤=使用中、の小さな小さな色表示だけで判断するしかなくて、とても使いにくいWCもあります。
(使用中と思ってずっと待っていたら・・「なんだ、開いていたんだ~!」ということもしばしば。)

だからこそ、この小さなアイデアに感嘆。
なぜ、このすばらしい工夫が全国的に取り入れられないのだろうか、と思ったくらい。
「人にやさしい」WC!

さすが、流石のグッドデザイン賞!


当夜、1300余人のお客さんを魅了したのは・・
121025_2128~01

(余談ですが、
「本日は、石原都知事の突然の辞職ということで、皆様にはお忙しい中、ようこそお越しくださいました!」という口上に、場内は皆笑っていましたが、私は仕事帰りに直行して行ったために、そのニュースを知らず、びっくりでした!)


「志の輔らくご」初体験、
寄席でなく、劇場での落語も初体験、
そして、赤坂ACTシアターも初、という「初」づくしの楽しい一夜でした!


COLORexpress LOGO

☆カラーシミュレーションシステム【カラーエクスプレス】のホームページはこちら! 
http://i-locus.com/colorexpress/index.html

☆カラーシミュレーションシステム【カラーエクスプレス】のお問い合わせはこちらへ! contact@i-locus.com

☆ブログでは【カラーエクスプレス】の機能についてご紹介しております。
【カラーエクスプレス】がどのようなシステムかご興味がございましたら、ぜひ、 右コラムの「カラーエクスプレスとは?」というカテゴリーの過去ブログをご参照ください。古い方から読んでいただけると、カラーシミュレーションシステム【カラーエクスプレス】の概要がおわかりいただけます。

    • 0 Comment |
    • Edit

トラックバックは許可されていません。

コメントはまだありません。

コメントする。

絵文字
 
星  顔