2013年10月09日

色の見え方の違い

10.9.

ひきつづき、「カラーハンティング展」より。

会場に下りると最初に目を奪われたのがこの展示、
IMAG0775朱鷺
IMAG0778残したい色

朱鷺色の羽根の展示。
「世界色遺産01 朱鷺」

デザイナー藤原大ディレクターの解説によると(画像の右下の黒いハットにメガネが藤原氏)、そもそも、「朱鷺色」という色名が存在する時点で、過去にいかに朱鷺が人々のまわりにたくさん「ふつうに」いて身近だったということがわかる、と。実際、朱鷺は19世紀まで東アジア広く分布、ところが乱獲と開発で激減。 

藤原氏はその美しい貴重な色を次世代に残して行きたいと考え、ワークショップを開催したそうです。
佐渡トキ保護センターから朱鷺の羽根を借りて佐渡市の小学生41人に見せて、
「羽根をよく見て色を写し取ってください。他の人と違っていてもかまいません。自分の色を写し取ることが大事です。」と色の塗り方を指導して各自羽根の形の型紙どおりに切り取ってもらって展示したのがこれ。

小学生41名のカラーハンティング。
IMAG0783朱鷺羽根
1本の本物の羽根を見てのカラーハンティングですが、微妙に色が違いますね。

「41点の羽根は、ひとりひとりが感じた本物の朱鷺色。次世代に残していきたい色だ。」(藤原大「Color-Hunting 色からはじめるデザイン」より)

IMAG0776色相環

同じ色を見ても、人それぞれ見えている色の違いがいかに大きいか、あらためてびっくり。


見えている色の違いについては、この他に、
「色いろいろ カラーユニバーサルデザイン」
という展示もありました。
IMAG0790カラーユニバーサルデザイン
色覚検査によって色の認識が一般と異なる人(かつては色盲と呼ばれていましたが、現在は一般的に「色覚異常」と呼ばれているようです)がいかに多いか、特に男性の約20人にひとりはなんらか色の認識が違うというのです。
IMAG0791カラーユニバーサルデザイン
それをアプリで実際に確認できるような展示。
IMAG0792カラーユニバーサルデザイン
カラーチップをiPadにかざすと、それぞれの色覚異常の人の目にどのような色に見えているか、実際に自分で試して違いを確認できる興味深い展示。

色の見え方、ホント、人によって全く違う場合があるんだなぁと再認識。
藤原氏もおっしゃっていましたが、たとえば、地下鉄の路線図の色など、多くの人々が使用するものの色の使い方については今後まだまだ改良していかなくてはいけない課題がたくさんあるというのも、アプリで実験してみてよくわかりました。


カラーシミュレーションシステム【カラーエクスプレス】には「色の調整機能」がありますので、さまざまな色の表示の違いにも対応。
シミュレーションの色をお好みの色に調整できるだけでなく、パソコンモニターで見える色、そして印刷結果の色、その両方の色の表示をそれぞれ微調整することができます。

「朱鷺色のカラーハンティング」、そして、「カラーユニバーサルデザイン」の展示でもわかるように、
人によって色の見え方はさまざま。
しかも、色はお使いの機器によっても全く違って表現されます。

色に「正解」はないのですから、ユーザー様がお使いのパソコン、プリンター、印刷紙に合わせて、ご自身で自由に色の調整ができるようなツールがそろっています。

お客様の声をいただいて改良を重ねてきた「色の調整機能」のツール、ぜひ、実際にお試しください!
色の調整インジケータ 20120101色の調整 印刷一覧 20120101

COLORexpress LOGO

ブログでは【カラーエクスプレス】の機能についてご紹介しております。
【カラーエクスプレス】のシステム紹介は、 右コラムの「カラーエクスプレスとは?」というカテゴリーの過去ブログをご参照ください。古い方から読んでいただけると、カラーシミュレーションシステム【カラーエクスプレス】の概要がおわかりいただけます。
どうぞよろしくお願いいたします
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