2014年02月14日

商品開発秘話

2.14.
またもや、大雪!

なんせ、雪に弱い首都圏。
前回のように帰れなくなりそうなので、今日は大事をとって自宅業務。
(余談ですが、前回の雪の日、「駅で12時間タクシー待ちで明け方帰宅」といううちの先生の悲惨な経験談も聞きました!)

お昼になったので、3月いっぱいで30年の歴史を閉じると話題の「笑っていいとも!」を観ながらお昼ご飯。
ゲストは、萩本欽一だったのですが、
思いがけず、いい話を聞くことができました。

曰く、
日本に最初にピンマイクをTV現場に持ち込んだのが欽ちゃんなのだとか。

当時、既にアメリカで使用されていたのが日本製のピンマイク。
「日本でも使おう」と言ったところ、
「とても音が悪いから、使い物にならないから」と却下された欽ちゃん。

「使えないものだから使わないんじゃなくて、
使えないものだから使うことによって、
『このままじゃマズイ!』と開発者が思って改良して、
自ずと使えるようなものになっていくんだから」
と説き伏せて日本のテレビ現場への導入を始めたのだそうです。

でも、実際に音が悪かったので、ピンマイクは飾りのようにつけているだけで、本番では集音マイクも使用していたとの秘話も。

世界に誇れるような高品質のピンマイク開発のきっかけを作ったのが欽ちゃんだったなんて・・・
無理やり現場に導入して開発者に刺激を与えてよりよいものを作らせる、とは!
あらためて、欽ちゃんのプロデュース能力にびっくり!
着眼点といい、起爆的なやり方と言い、
やはりお笑い界の大御所、全てにおいて、ただものではないのですね。


商品開発、特に新製品、新機能開発には、最初のうちは特に、バグがつきもの。
どんなに素晴らしい商品も、
最初のうちはレベルがイマイチだったり、いろいろと不具合があったり、ということも多いのではないでしょうか。
実際に使ってみて、
実際にお使いいただいていくことによって、
未熟部分を実感したり、ご指摘いただくことによって
商品は成長していくのだと思います。

もちろん、バグなんてないにこしたことありません。
でも、多くのお客様には多様なお使い方法がありますから、最初からベストの仕様でお好みどおり、完全無欠、というのもありえません。
【カラーエクスプレス】もお客様の声をもとに、さまざまな機能を追加、バグを修正、試行錯誤を繰り返して現在に至っております。いろいろと不行き届きの部分もあるかと思いますが、どうぞ、一緒に「育てて」いただきますようお願いいたします。

以前は100万円近くして手が出にくかったカラーシミュレーションソフトが、ここまでお手軽に皆様にお使いいただけるように一般的なものになってきたのも、多くのお客様にお使いいただいて、ご意見やご指導、リクエストをいただいたからこそ!

今後とも、一生懸命開発してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

COLORexpress LOGO
【カラーエクスプレス】のブログでは【カラーエクスプレス】の機能についてご紹介しております。
【カラーエクスプレス】のシステム紹介は、 右コラムの「カラーエクスプレスとは?」というカテゴリーの過去ブログをご参照ください。古い方から読んでいただけると、カラーシミュレーションシステム【カラーエクスプレス】の概要がおわかりいただけます。
どうぞよろしくお願いいたします。


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